”全ｱ”とは全身ｱﾙﾏｰﾆの略？元ﾈﾀはｱﾚﾝ様かどんなときに使われるのかを解説

SNSやネット上で「全ア」という言葉を目にしたことはありませんか？一見何の略語か分かりにくいですが、実は「全身アルマーニ」の略で、2025年のネットスラングとして大きな話題になっています。

最近では、元ネタに「アレン様」という別の意味も加わり、幅広く使われるようになってきました。このブログでは「全ア」の由来から、元ネタ、そして現在どんな時に使われるのかを詳しく紐解いていきます。

全アとは何か？「全身アルマーニ」の意味と由来

「全ア」とは、簡単に言えば「全身アルマーニ」の略称です。ブランドの中でも名高いアルマーニを頭の先から足元まで揃えて身につけている状態、特に男性キャラクターを指して使われます。

この言葉がネットスラングとして広まったきっかけは、2018年に一般女性の小夜さんがX（旧Twitter）に投稿した漫画です。

漫画では、小夜さんの彼氏が初デートで全身アルマーニで決めて現れたエピソードが描かれていました。この「全身アルマーニ」という印象的なフレーズから「全ア」と略され、話題になったんです。

小夜さんは当時大学生で、趣味の創作漫画をSNSに投稿していました。
漫画は「職場での出会い」「初デート」「日常のファッションや行動」といったエピソードを描いています。
彼氏の「顔立ち」「高級ブランド服」「アルマーニの小物」「ネイルの色」まで細かい描写があり、彼氏の全身がアルマーニであることを自慢するようなセリフと演出が目立ちます。

が特徴的に描かれていて、一部ユーザーからは「痛い」「嘘くさい」といった批判もあったものの、その独特の世界観がミームとして定着しました。

「全ア」にはもう一つの意味があります。それは「全てアレン様が正しいでございます」の略称です。

アレン様とは、多額の美容整形で注目されている日本の男性タレントのことで、自己肯定感が強く、自身の言動が全て正しいと主張するキャラクターからこのミームが生まれました。

この意味の「全ア」は2024年頃からSNSで流行を見せており、「全身アルマーニ」説よりも後発です。ただし、

から、「全ア」の歴史や元ネタとしては前者が圧倒的に古く、主流とされています。

さて、そんな「全ア」という言葉、いま実際にどんな時に使われているのでしょうか。主な使い方は、SNS上での「痛い自慢」や「さりげないマウント」を揶揄するときに使われます。

「全ア」は主にSNSやネット上で、以下のような場面で使われるネットスラングです。

具体的な使用例はこのような感じです。

こういった使われ方は、若い世代を中心にSNSで定着し、自己顕示欲の強い投稿への共通のツッコミ言葉として機能しています。

ここまで、「全ア」という言葉の由来から使われ方までを詳しく解説しました。

2025年のネット文化において、「全ア」は単なる略語以上の意味を持ち、若者言葉として確立されています。自己顕示欲やSNS上の駆け引きを理解するヒントとして、この言葉の由来や使い方を知っておくと、ネットの情報をより深く楽しめるはずです。

※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにご紹介しています。詳細は変更となる場合がありますので、必ず最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

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