2025年6月下旬、いよいよ台風シーズンが本格化する時期に差し掛かっています。この記事では、台風4号・5号の最新状況、そして各国気象機関による進路予想を詳しく解説します。
さらに、台風に備えて今できることや、防災グッズの紹介もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
2025年6月27日時点の台風発生状況
現時点(2025年6月27日)で、日本近海には台風4号・5号を含め、発生中の台風は確認されていません。また、台風のたまご(熱帯低気圧)も未発生の状態です。
気象庁・ウェザーニュースの最新情報
- 気象庁:「現在、台風は発生していません」
- ウェザーニュース:台風のたまごも確認されておらず、今後数日間も静穏が予想されています。
米軍JTWCの最新進路予想
米軍の合同台風警報センター(JTWC)では、西太平洋地域における台風の兆候を「LOW」「MEDIUM」「HIGH」の3段階で警告しています。
2025年6月27日現在では、いずれのレベルでも発生の兆候は報告されていません。
ヨーロッパECMWF・Windyの進路予想
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)
ヨーロッパの高精度モデル「ECMWF」の10日予報をWindy等で確認しても、台風化する可能性のある低気圧はありません。
Windyのアニメーション予想
Windyでは、GFS(アメリカ)モデルとECMWFモデルの両方を可視化できますが、日本列島付近では6月末〜7月初旬にかけて大きな渦(台風の卵)は見られません。
2025年の梅雨明けと台風発生の関連
関西では2025年6月中に梅雨明けが発表され、平年よりも1〜2週間早い夏の始まりとなりました。
こうした早い梅雨明けの年は、海水温が上がりやすく、台風が発生・発達しやすい傾向にあるとされています。7月以降の急な発生や接近に注意が必要です。

2025年は関西で6月中に梅雨明け!早すぎてちょっと心配…
台風2号(セーパット)の影響と現在
6月23日に発生した台風2号は、25日午前には熱帯低気圧へと変化しました。現在は関東〜伊豆諸島方面へ移動中で、大雨に注意が必要です。

台風2号が熱低に変わった影響で、関東〜伊豆に強雨域が広がっています。台風4号ではありません!
現時点まとめ(2025年6月27日時点)
項目 | 状況 |
---|---|
台風4号/5号の発生 | 未発生 |
熱帯低気圧(たまご) | 未発生 |
米軍JTWCの進路予想 | 警告なし |
ECMWF予想 | 台風化しそうな低気圧なし |
Windyの表示 | 10日先まで渦なし |
7月以降の台風発生傾向と注意点
- 7月からは、台風が生まれやすい「フィリピン近海」「南シナ海」などの海域で発生が増加します。
- 海水温の上昇により、たまご→台風への発達スピードも早まる傾向。
発生前はJTWCで兆候チェック、発達傾向はECMWFやGFSで視覚的に見るのが◎
台風の進路予想はどこで確認できる?
- 気象庁:日本語で実況・予報・注意報をチェック
- ウェザーニュース:リアルタイム解説や影響予想あり
- tenki.jp:災害警戒レベルまでわかる
- JTWC(米軍):早期の兆候がわかる世界モデル
- Windy:GFS・ECMWFを地図上でアニメーション確認

国内外サイトを併用すれば、先読みしやすくなるよ!
台風に備えるために今できること【2025年版】
停電・断水対策
- モバイルバッテリー、乾電池、懐中電灯を確認
- 水は1人1日3リットル×3日分が目安
- 浴槽に水をためておくと生活用水に活用可能
窓やベランダの安全
- 飛ばされやすいものは屋内へ
- 養生テープ・ダンボールでガラス飛散防止
- 雨戸・シャッターの閉鎖確認
家族での確認事項
- 避難所の場所や経路を共有
- 連絡手段(LINEなど)を統一
- 子どもの防災セットを事前準備
おすすめの防災グッズ(楽天/Amazon)
- 多機能ラジオライト(手回し・ソーラー充電)

- モバイルバッテリー大容量タイプ

- 簡易トイレやポータブル水タンク

まとめ
- 2025年6月27日現在、台風4号・5号は未発生
- 各国モデル(JTWC/ECMWF/GFS)でも、たまごの兆候なし
- 6月中に梅雨明けした地域もあり、今後の発生に警戒
- 今のうちに、防災対策・家庭の備えを万全にしておくと安心
今後も最新情報が入り次第、この記事は随時アップデート予定です。ぜひブックマークして、台風対策にご活用ください。
コメント