2025年7月、日本列島周辺は本格的な台風シーズンに突入しました。特に注目されているのが、台風4号・5号の発生状況と今後の進路予想です。この記事では、米軍(JTWC)やヨーロッパ(ECMWF)の最新進路予想、Windyなどの気象サービスによるシミュレーション、そして「台風のたまご」と呼ばれる熱帯低気圧の発生状況を、最新情報に基づいて詳しく解説します。
台風4号・5号のたまご発生状況
2025年7月4日現在の状況
- 南シナ海で発達中の熱帯低気圧が台風4号になる見込み。中心気圧1002hPa、最大風速15m/s、最大瞬間風速23m/sで西へゆっくり進行中です。
- 台風5号は、台風4号に続いてフィリピン付近や南シナ海で数日以内に発生する可能性が高いとされています。
- フィリピンの東の海上にも雲のまとまりがあり、今後も熱帯低気圧や台風の発生が続くおそれがあります。
主にフィリピン近海や南シナ海など、海水温が高いエリアで発生しやすいとされています。
米軍(JTWC)進路予想
- 米軍合同台風警報センター(JTWC)は、南シナ海の熱帯低気圧(台風4号候補)を監視中。進路は西寄りで、沖縄・先島諸島などに影響が出る可能性もあります。
- 台風5号についても、JTWCはフィリピン沖や台湾付近の低気圧(たまご)を警戒対象としています。
- JTWCの進路予想は6時間ごとに更新され、24時間以内に台風へ発達する可能性が高いエリアを色分けで示しています。

JTWC公式サイトで最新の進路図や警報文が公開されていますよ。
ヨーロッパ(ECMWF)進路予想
- ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)のモデルでは、7月7日ごろ台湾付近で台風のたまごが発達し、8日ごろには勢力が弱まる傾向が見られます。
- 進路や発達度合いには幅があり、モデルごとに予測が異なるため、複数の情報を参考にすることが重要です。
Windyなどの気象サービスによるシミュレーション
- WindyはECMWFやGFS(アメリカ国立気象局)など複数の予測モデルを切り替えて表示できる人気の気象サービスです。
- Windyの最新シミュレーションでは、7月7日~8日にかけて台湾付近やフィリピン沖で台風のたまごが発達し、日本列島に接近する可能性も示唆されています。
- ただし、モデルによっては日本本土への影響が限定的な場合もあり、今後の情報更新に注意が必要です。

Windyは風や雨、気温、海水温などをリアルタイムで地図上に表示できるから、台風の動きが一目でわかります。
台風4号・5号の進路予想(最新データ)
日時 | 位置 | 気圧 | 最大風速 | 最大瞬間風速 | 進行方向・速度 |
---|---|---|---|---|---|
7月4日12時 | 南シナ海 北緯20.1 東経118.8 | 1002hPa | 15m/s | 23m/s | 西 ゆっくり |
7月5日12時 | 南シナ海 北緯20.6 東経118.8 | 998hPa | 18m/s | 25m/s | ほとんど停滞 |
7月6日9時 | バシー海峡 北緯21.8 東経120.0 | 996hPa | 20m/s | 30m/s | 北東 ゆっくり |
7月7日9時 | 東シナ海 北緯25.1 東経122.1 | 990hPa | 25m/s | 35m/s | 北北東 20km/h |
7月8日9時 | 東シナ海 北緯25.6 東経122.5 | 990hPa | 25m/s | 35m/s | ほとんど停滞 |
7月9日9時 | 東シナ海 北緯26.1 東経122.9 | 990hPa | 25m/s | 35m/s | ほとんど停滞 |

南シナ海からバシー海峡、東シナ海方面へ進む予想だよ。進路次第で沖縄や先島諸島に影響が出る可能性があるから注意してください。
台風5号
- 台風5号は、台風4号の発生後、フィリピン付近や南シナ海で数日以内に発生する可能性が高いとされています。
- 進路予想では、発生後は東シナ海や日本の南方海域を北上するシナリオが示されていますが、進路や発達度合いには幅があるため、最新情報の確認が重要です。
台風番号 | 発生状況 | 位置・特徴 | 今後の見通し |
---|---|---|---|
4号 | 発達中の熱帯低気圧が24時間以内に台風化 | 南シナ海、中心気圧1002hPaなど | 沖縄・先島諸島に影響の可能性 |
5号 | 数日以内に発生の可能性が高い | フィリピン付近や南シナ海 | 進路・発達に幅、要最新情報 |
台風シーズンの特徴と防災のポイント
- 7月は台風発生数が一気に増える時期で、平均3.7個の台風が発生します。
- フィリピンの東や南シナ海は、海水温が高く台風のたまごが発生しやすいエリアです。
- 進路や発達度合いは、太平洋高気圧や偏西風の位置・強さなど、さまざまな気象条件に左右されます。
台風に備えるために今できること【2025年版】
停電・断水対策
- モバイルバッテリー、乾電池、懐中電灯を確認
- 水は1人1日3リットル×3日分が目安
- 浴槽に水をためておくと生活用水に活用可能
窓やベランダの安全
- 飛ばされやすいものは屋内へ
- 養生テープ・ダンボールでガラス飛散防止
- 雨戸・シャッターの閉鎖確認
家族での確認事項
- 避難所の場所や経路を共有
- 子どもの防災セットを事前準備
- 連絡手段(LINEなど)を統一
おすすめの防災グッズ(楽天/Amazon)
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まとめ
- 2025年7月4日現在、台風4号は南シナ海で発達中の熱帯低気圧が24時間以内に発生見込み。
- 台風5号も今後数日以内にフィリピン付近や南シナ海で発生する可能性が高い。
- 米軍(JTWC)やヨーロッパ(ECMWF)の進路予想、Windyのシミュレーションでも、台湾・フィリピン沖で台風のたまごが発達し、日本列島に接近する可能性が示唆されている。
- 進路や発達度合いには幅があり、日本列島への影響は今後の情報に注意が必要。
2025年の台風4号・5号は、南シナ海やフィリピン付近で発生した熱帯低気圧が今後台風へと発達する見込みです。米軍やヨーロッパの進路予想、Windyなどの気象サービスでも、今後数日間の動向に注目が集まっています。進路や勢力はモデルごとに異なるため、最新の情報をこまめにチェックし、早めの備えを心がけましょう。
(2025年7月4日現在の情報です。今後の台風情報にご注意ください)
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