今年も台風シーズンが本格化しつつありますが、気になるのが2025年の台風13号・14号の「たまご」、すなわち熱帯低気圧の発生状況や今後の動きです。
特に日本や周辺海域への影響を考えると、米軍(JTWC)やヨーロッパECMWFモデル、さらにWindyや気象庁の最新情報を組み合わせて予測を把握することが重要です。
この記事では、2025年8月時点の最新情報をもとに、台風13号・14号の発生状況から進路予想、そして今後の注意点まで詳しく解説します。
\備えは今この瞬間から/

2025年台風13号・14号のたまご発生状況
2025年8月11日現在、台風13号のたまごはフィリピン東海域を中心に熱帯低気圧の発生が警戒されていますが、まだ明確に台風13号のたまごと認定される段階には至っていません。
つまり「たまご」としては観測されているものの、正式な台風発生には至っていない状態です。
一方、台風14号のたまごは現時点で未確認です。命名は「ノンファ(Nongfa)」に決まっているものの、実際の発生や熱帯低気圧としての確認はまだ行われていません。

例年多くの台風が発生する時期ですが、2025年は全体的に発生ペースが遅れています。
米軍(JTWC)・気象庁の台風13号たまご発生予測
米軍JTWCは2025年8月8日時点で、フィリピン東部で「黄色(LOW)」ランクの警戒マークを付与しています。
これは「24時間以内の発達は低いが、注意が必要」という評価で、今後数日〜1週間でランクがオレンジ(MEDIUM)や赤(HIGH)になる可能性もあります。
気象庁も同様に、現時点では台風13号のたまごとしての具体的な発生日は公表しておらず、フィリピン海域での動向を監視しています。
正式な発生が確認され次第、随時公式発表が行われます。
ヨーロッパECMWFとWindyの台風13号・14号進路予想
ヨーロッパECMWFモデルでは、8月10日〜13日頃にフィリピン東海域や日本南方で渦の兆候が見られ、台風発生の前兆が示されています。
しかし現段階で明確に台風14号として発生する熱帯低気圧はまだありません。
WindyはこのECMWFモデルをメインに、GFSやICON、気象庁のMSMモデルなど複数の予報モデルを切り替えて確認できます。
2025年8月時点では、どちらの台風も明確な台風としては形成されていませんが、南西諸島周辺やフィリピン東の海域に渦の兆候が出ています。
台風13号・14号の進路と勢力見通し(2025年8月中旬)
8月中旬、台風13号は日本南の海上を北北西へ進みながら発達し、奄美や沖縄に接近する見込みとなっています。
最大瞬間風速40m/sの暴風が予想され、大型トラックが横転するほどの強風になる可能性もあり、停電や交通障害の恐れがあります。
また、台風14号はマリアナ諸島付近にあり、8月18日頃には沖縄付近を通過する予想です。大型台風となる可能性が高く、波の高さは6m以上の大波が予想されるため、海のレジャーは控えたほうが安全です。
発生が遅れた2025年台風シーズンの特徴と注意点
2025年は台風発生が遅れていますが、その分後半に集中発生・接近する傾向が懸念されています。
13号・14号は特に南西諸島や沖縄地方に影響を与える可能性があるため、複数の情報源を確認し、早めに防災の準備をしておくことが重要です。
台風接近時は本体周辺だけでなく、遠く離れた地域でも湿った空気の影響で局地的な大雨や雷、突風が発生する場合があります。事前に避難経路、防災用品の準備を整えておきましょう。
\台風シーズンに売り切れる前に/

まとめ
- 2025年8月現在、台風13号のたまごはフィリピン東海域で警戒中だが正式発生は未確認。
- 台風14号のたまごは未発生。命名は「ノンファ(Nongfa)」。
- 米軍(JTWC)は黄色ランクで警戒中、気象庁の発生日予測は未公表。
- ECMWFモデルでは数日以内に渦発生の可能性、Windyでも兆候あり。
- 13号は沖縄・奄美接近の見込み、14号は大型化して沖縄付近を通過の恐れ。
- 台風後半集中の可能性が高く、最新情報と早めの防災対策が必要。
台風シーズンを安全に乗り切るため、公式発表や予報を毎日チェックし、防災への備えを万全にしてください。
※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにご紹介しています。詳細は変更となる場合がありますので、必ず最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
コメント