2025年4月13日から10月13日まで開催されている大阪・関西万博（EXPO2025）。多くの来場者が予想される中、会場へのアクセス手段として注目されているのが「万博パークアンドライド（P&R）」です。
この記事では、P&Rの料金や予約方法、シャトルバスの詳細、西ゲートの優先入場制度、さらには混雑状況まで、徹底的に調査・解説します。自家用車での来場を考えている方にとって必見の内容です。
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万博パークアンドライドとは？
万博パークアンドライド（P&R）は、自家用車で直接会場まで行くのではなく、周辺の専用駐車場に車を停め、そこからシャトルバスに乗り換えて会場へ向かうシステムです。
万博会場内には一般車の駐車場がなく、自家用車の乗り入れは基本的に不可とされているため、P&Rは事実上の“自家用車来場の必須ルート”と言えるでしょう。
P&Rは、会場周辺の渋滞緩和や環境負荷軽減にも貢献する重要な仕組みです。しかも、駐車場は事前予約制となっており、駐車場とバスの座席が確保されているため、スムーズで安心した移動が可能です。
混雑している電車に乗らなくていいのは、本当に助かりますね！
駐車場の場所とアクセス方法
2025年万博で用意されているパークアンドライド駐車場は、以下の3カ所です。
舞洲P&R
- 所在地：大阪市此花区
- 特徴：会場までの距離が近く、移動時間が短いのが魅力。
- 対象：自家用車、二輪車、障がい者対応枠あり（要予約）
- アクセス：阪神高速5号湾岸線「湾岸舞洲出口」から約10分
尼崎P&R
- 所在地：兵庫県尼崎市
- 特徴：大阪市内からのアクセスが良く、比較的広い敷地を確保。
- 対象：自家用車
- アクセス：阪神高速5号湾岸線「尼崎東海岸出口」からすぐ
堺P&R
- 所在地：大阪府堺市堺区
- 特徴：南方面からの来場者向け。舞洲より距離はあるが比較的予約が取りやすい。
- 対象：自家用車
- アクセス：阪神高速4号湾岸線・6号大和川線「三宝出口」からすぐ
どの駐車場も会場へはシャトルバスで移動することになりますが、それぞれの駐車場からの所要時間は約30〜50分ほど。舞洲が最も近く、堺がやや遠めの設定です。
駐車場の料金と時間帯別の違い
駐車料金は、日にちによって「繁忙期」「通常期」「閑散期」に分かれており、金額が異なります。
自家用車料金（税込）
| 駐車場 | 繁忙期 | 通常期 | 閑散期 |
|---|---|---|---|
| 舞洲 | 7,500円 | 7,000円 | 6,500円 |
| 尼崎 | 7,000円 | 6,500円 | 6,000円 |
| 堺 | 7,000円 | 6,500円 | 6,000円 |
自動二輪車料金（税込・舞洲Aのみ）
| 駐車場 | 繁忙期 | 通常期 | 閑散期 |
|---|---|---|---|
| 舞洲A | 2,400円 | 2,200円 | 2,000円 |
時間帯割引
15時以降に入庫すると、上記金額の半額となる特別割引が適用されます。午後からの来場を検討している方には非常にお得な制度です。
この15時以降の料金割引制度は、5月24日から本格的に運用開始されました（読売新聞2025年5月23日報道より）。
混雑回避にも効果的です。夕方からゆったりと会場を回りたいという方にとっては、非常にメリットの大きい選択肢です。
半額はすごい！！夏は夜は涼しく、明るい時間も長いので活用していきましょう♪
ETC割引制度とは？
万博では、特定の阪神高速道路出口や指定ルートを通行し、同じETCカードを使って駐車場を利用すると、後日駐車料金の割引が受けられる制度があります。
例えば、尼崎駐車場を利用する場合、「尼崎東海岸出口」から出て駐車場に向かうルートが指定されています。
この割引制度を受けるには、P&R予約時にETCカード番号を事前登録する必要があります。登録後、来場日以降に割引分がクレジットカード経由で返金される仕組みです。
予約方法と利用の流れ
P&Rの利用には事前予約が必須です。予約は「万博P&R予約専用サイト」から行います。
予約の流れ
- 万博IDを取得し、ログイン
- 希望する駐車場と日時を選択
- シャトルバスの往復時間帯を選ぶ（特に帰りの時間帯選択が重要）
- クレジットカードで決済
- 予約完了後、QRコード付き乗車券が発行される
当日はこのQRコードをスマートフォンで提示するか、紙に印刷して持参することでスムーズに入庫・乗車が可能です。
シャトルバスの詳細
シャトルバスは、各駐車場から万博会場までを結ぶ直通バスです。
- 運行時間：早朝〜夜間まで（駐車場により異なる）
- 所要時間：約30〜50分
- 乗車にはQRコードの提示が必要
行きと帰りの便で、利用するバスの時間帯を事前予約する必要があるため、計画的なスケジュールを立てましょう。
バスは定時運行が原則ですが、道路状況により遅延する可能性もあるため、余裕を持った行動が重要です。
帰りのバスの時間が決まっているので注意しましょう。
西ゲートの優先入場制度
2025年5月24日より、P&R利用者に向けた西ゲート優先入場制度が始まりました。
この制度では、西ゲート入場予約が「10時台」「11時台」の人が対象で、入場予約時間の1時間前の時間帯に並ぶことが可能になります。
例えば、11:00入場予約の人は、10:00から優先レーンに並べるという仕組みです。
優先入場は嬉しいですね！！うまく活用すればかなりスムーズに入場できそうです。
利用条件
- P&Rシャトルバス利用者（乗車券の提示が必要）
- 西ゲート入場予約が10時台または11時台
この制度により、混雑する午前の入場時間帯でもスムーズな入場が期待できます。
混雑状況と対策
P&Rを利用する際の注意点として、特に朝の時間帯は高速道路や周辺道路が大変混雑する可能性が高いです。特に土日祝日や夏休み期間中は、渋滞や駐車場混雑が予想されます。
混雑対策のポイント
- 朝は早めの出発を心がける
- 混雑を避けたい場合は「15時以降入庫＋半額割引」を活用
- ETC割引制度を活用して経済的に利用
- バスの帰りの時間帯は、余裕を持って設定
まとめ
- 万博P&Rは、自家用車での来場には必須の移動手段。
- 舞洲・尼崎・堺の3カ所に駐車場があり、それぞれ料金やアクセスに違いあり。
- 料金は日によって変動し、15時以降の入庫で半額になる割引制度あり。
- この午後割引制度は2025年5月24日から本格実施され、混雑緩和を目的としている。
- ETC割引制度を活用すれば、さらにお得に利用可能。
- 予約は事前にネットで完結。バスの往復時間も要確認。
- シャトルバスはQRコードでスムーズに乗車可能。
- 西ゲート優先入場制度の活用で混雑回避。
パークアンドライドを上手に活用し、快適な万博体験を楽しんでください！
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