日本三大花火大会の一つに数えられる長岡花火大会は、毎年8月2日・3日の2日間にわたり、新潟県長岡市の信濃川河川敷で開催される夏の一大イベントです。
日本の夏を彩る最大級の花火大会として、全国から多くの観客が訪れています。
現時点で台風9号が長岡に接近する予報が出ており、例年とは違う緊張感があります。この記事では、台風9号の影響で長岡花火大会2025がどうなるのか、中止の判断はいつ発表されるのか、そして有料チケット利用者の払い戻しについても詳しく解説します。これから長岡花火に行く予定の方はぜひ参考にしてください。
長岡花火大会の概要
- 開催日:2025年8月2日(土)・3日(日)
- 時間:両日とも19:20~21:10(予定)
- 会場:新潟県長岡市 信濃川河川敷(長生橋下流周辺)
- 観覧席:全席有料・事前予約制(無料席はありません)
- 市民先行販売・一般販売・公式再販売があり、インターネット申込が中心です
- 会場内の収容人数は各日約17万人
- 車いす席やブロック指定席なども設けられています
- 特徴:
- 日本三大花火大会の一つで、正三尺玉や復興祈願花火「フェニックス」など超大規模な花火が打ち上げられます
- 長岡空襲の犠牲者慰霊と復興祈願の意味も込められています
- 2025年は長生橋の「ナイアガラ」花火は橋の改修工事のため中止
- アクセス:
- JR長岡駅より徒歩約30分
- 公式駐車場は事前抽選申込制
台風9号の動きと長岡花火への影響
2025年7月29日現在、台風9号は小笠原近海でほぼ停滞しつつ、ゆっくりと北上しています。
この台風は8月3日ごろ、新潟県の長岡市付近に最も接近する見込みで、長岡花火大会の2日目に大きな影響を及ぼす可能性が高まっています。
具体的には、以下のような影響が懸念されています。
- 花火の打ち上げに支障をきたす強風や暴風
- 大雨による信濃川の増水で会場の安全確保が難しくなること
- 雷注意報が発令されることで安全上の理由から中止や延期の可能性
- 台風の影響で交通機関の混乱、来場者の移動が困難になるリスク
こうした理由から、台風の動向が花火大会の開催可否に大きく影響し、状況を注視しながら慎重に判断されることになります。

楽しみにしていた人が大勢いるので、無事故で開催されてほしいです。
例年の中止・延期判断基準と発表タイミング
中止や延期の判断と発表について
長岡花火大会の中止や延期の判断は、当日朝7時ごろに公式ウェブサイトなどで発表されます。発表方法は、主に公式サイトへの掲載のほか、公式SNS、観光情報サイト、ニュースなどでも案内されるのが通例です。
- 中止や延期になる場合、公式サイト(長岡花火公式ウェブサイト)、公式X(旧Twitter)、および主要観光・花火情報サイトで「本日中止」「延期」などと明記されます。
- 事前に有料席チケット購入者に対しては、登録メールへの配信も行われる場合があります。
- 安全確保のための最終判断であり、交通や宿泊の都合もあるため、決定後すぐに広報体制がとられます。
最新情報を得るには、当日朝7時以降に公式ウェブサイトやSNSを必ず確認してください。
過去の事例
- 1998年、大雨および信濃川の増水により開催が延期となった。
- 2009年、1日目の後半に強い雨で途中中止となった。
これらは安全最優先の判断によるものです。
判断の基準は明確な数値で設定されてはいませんが、
- 風速10m/sを超える強風
- 1時間あたり20~30ミリを超える激しい雨量
- 河川の増水で会場が冠水・浸水の恐れがある場合
- 雷注意報が発令され安全が確保できない場合
などの気象条件が目安となり、最終決定は大会当日の朝7時ごろに公式ウェブサイトや公式SNSで発表されます。これにより、観覧者は直前の最新情報を確認できる仕組みです。

必ず公式のサイトを確認しましょう!
チケットの払い戻しについて
長岡花火大会が中止となった場合、有料チケットを持っている人には「チケット代金の最大50%」が、手数料を差し引いて払い戻しされます。
これは台風や大雨など自然災害による公式中止の場合に限られ、大会開催が「途中で中止」になった場合は返金されません
- 払い戻し額:チケット代の50%を上限(手数料差引後)
- 中止決定時のみ対象。延期の場合は払い戻しなし、チケットは延期日に有効
- 払い戻し方法や期間は公式サイト・購入先(各チケット販売元)から案内あり
- 手続きは購入先の受付窓口やオンラインフォームを利用
- 払い戻し期間を過ぎると返金不可の場合もあるので、公式情報を速やかに確認してください
台風接近時に注目したい注意点
台風の影響で天候や交通の状況が急変しやすいことから、以下にも気をつけましょう。
- 最新の気象情報と公式発表を頻繁にチェックする
- 会場までの交通手段や宿泊先のキャンセルポリシー確認
- もし体調が優れない場合や安全面に不安があれば無理をしない
- 熱中症対策など体調管理も忘れずに行う
安全第一で行動することが、何よりも重要です。

自宅やホテルまでの帰路もよく確認して安全を確保してくださいね。
まとめ
- 長岡花火大会は1879年に始まり、戦後の長岡空襲の慰霊と復興を願い1946年から現体制で開催されている日本三大花火大会の一つ
- 2025年は8月2日・3日に開催予定だが、台風9号が長岡市に8月3日前後に接近の予報で影響が懸念される
- 過去には強風、大雨、河川増水、雷警報等により中止や延期の判断がなされている
- 開催の最終判断は当日朝7時頃に公式サイトやSNSで発表されるため必ずチェックが必要
- 大会が事前に中止となればチケット代の最大50%の払い戻しがあるが、大会途中中止や延期では払い戻しされない
- 台風が接近している状況下では安全確保のため無理せず最新情報を確認し、体調や交通にも十分注意を
※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにご紹介しています。詳細は変更となる場合がありますので、必ず最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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