大阪・関西万博2025では、連日多くの来場者で予約枠がほぼ満杯となり、公式発表によれば大阪・関西万博の公式チケットサイトでの新規チケット販売は2025年9月30日(火)で終了となります。
また会場の入場ゲート前での当日券販売は9月26日(金)をもって終了しています。
その一方で、既に購入しているチケットでも来場日時の予約が取れずに未使用となっているチケットを持っている人を対象に、9月27日(土)から10月12日(日)までの間、東ゲート前のチケット引換所にて当日午後以降に入場可能なチケットと交換できる制度が実施されます。
この記事では、この未使用チケットの当日券交換について、いつから並ぶべきか、交換場所はどこか、1日に何枚まで交換可能なのか、さらに注意すべきポイントも調査してわかりやすく解説していきます。

未使用チケットの当日券交換とは?
万博のチケットは購入時に来場日時予約が必須で、その枠が埋まると予約なしでは入場できません。ところが、予約が取れなかったまま使われずに残っているチケットが130万枚を超えていると言われています。そこで運営側は「予約なしの入場枠」として、未使用チケットを会場の東ゲート前で当日券に交換できる制度を開始しました。
- 対象は未使用の一日券・平日券・特別割引券・夜間券(16時以降入場用)
- 招待券などキャンペーンで無料でもらったチケットも対象
- 交換場所は東ゲート前のチケット引換所のみ(西ゲートでは不可)
- 交換期間は9月27日(土)~10月12日(日)まで
- チケットIDが必要で、1人1枚まで交換可能
- 交換枚数は1日数百枚程度、なくなり次第終了
この制度により、予約枠不足で入場できなかった人も、運よく引換所で交換できれば当日入場が叶うチャンスとなっています。
交換開始時間と並ぶタイミング
交換の受付はチケット種別によって開始時間が異なります。
- 一日券・平日券・特別割引券:朝11時から交換開始。12時以降に入場可能
- 夜間券(16時以降入場用):午後3時45分から交換開始。16時以降に入場可能
ただし、実際の人気は非常に高く、公式開始時間の2~3時間前にはすでに行列ができています。
- 多くの人が午前8時~9時から並び始め、早朝7時台から並ぶ方もいます
- 混雑日には800人超の列が形成されることも
- 交換枚数は限られているため、遅れると当日券を入手できない可能性大
- 交換時間は混雑状況により若干繰り上げられることもあるため、余裕を持って待機がおすすめ
長時間の屋外待機になるため、水分補給や日よけ、折り畳み椅子の持参も忘れないようにしましょう。
東ゲートのチケット引換所の具体的な場所と行列対策
交換所は万博会場の東ゲート前、最寄り駅「夢洲駅」の改札を出て左手のトイレ付近に位置しています。
- 地上に出て正面左側へ進むとすぐ見える位置
- 喫煙所の入口やロッカーも近隣にあり目印になる
- 引換所の壁にはわかりやすいイラスト看板が設置されているため見逃しにくい
行列対策としては、会場スタッフが誘導・案内を行い、混雑緩和のため数回に分けて列を整理しています。
- 列は早朝からの待機で長くなるため、体調管理が重要
- 急な天候変化もあるため準備を万全に
- 列整理や案内は随時現地スタッフからの情報を確認すること
快適に並ぶための備えは必須です。
未使用チケットの当日券交換は「東ゲート」のみです。西ゲートではできないので注意
一日に交換できる枚数はどのくらい?
未使用チケットの当日券への交換枚数は、1日あたり「数百枚程度」とかなり限られています。
- 具体的な数字は公式から明確に公表されていませんが、少なくとも数百枚の範囲であり、多く見積もっても千枚に満たないと見られています。
- 枚数が限られるため、来場者数に対して十分とは言えず、早い者勝ちの争奪戦になります。
- そのため、朝8〜9時頃から列に並び、交換開始の11時(夜間券は15時45分)まで待機する方が多いです。
- 交換は1人1枚までと決まっているので、代表者が複数枚まとめて交換することはできません。
万博協会もこの数に関して「なくなり次第終了」と明言しており、交換できなかった場合でも未使用チケットの返金対応はありません。
このことから、絶対に入場したい場合は早朝から長時間待機する覚悟が必要で、準備万端で臨むことをおすすめします。
\小さいのでひとつ持っていると便利/

その他の注意事項
この当日券交換制度にはいくつか必ず押さえておきたいポイントがあります。
- 交換できなかったチケットの払い戻しは行われません
- 交換後のチケットIDは無効になり、予約済みの日時やパビリオン予約もすべて消滅します
- 不正転売チケットは交換対象外で、必ず公式で購入・配布された未使用券であること
- 3歳以下は無料入場のため、無料券の交換は不可
- 閉幕日の10月13日は交換実施なし
- 交換は必ず交換される方全員が揃って来場し、チケットIDを持参する必要あり
以上のルールを守り、周囲の状況や公式発表を逐一確認しながら入場を目指しましょう。
まとめ
大阪・関西万博の未使用チケット当日券交換は、予約枠不足の現状を打破する救済制度です。
- 交換場所は東ゲート前チケット引換所のみ、夢洲駅から徒歩1分ほど
- 交換開始は一日券が11時、夜間券は15時45分~で混雑次第で開始時刻前倒しあり
- 1日あたり数百枚限定でなくなり次第終了、遅れると交換できないリスク大
- 交換可能なチケットは「一日券」「平日券」「特別割引券」「夜間券」の4種類で、企業配布の招待券もこれに含まれます。
- 無料で配布された招待券も「未使用」であれば通常の入場券と同様に扱われ、東ゲートのチケット引換所で当日券に交換可能です。
- 交換にはチケットID(英数字10桁)が必要で、未使用であることが前提です
- 長時間待機対策(水分・日差し対策・保温具など)は必ず準備すること
これらを踏まえ、絶対に入場したい方は早めに現地到着し、しっかり準備して挑むことが成功のカギとなります。万博を存分に楽しむための参考としていただければ幸いです。
※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにご紹介しています。詳細は変更となる場合がありますので、必ず最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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