関西万博(2025年大阪・関西万博)は屋外エリアも多く、雨の日の来場は「傘」や「カッパ」など雨具の選択が重要になります。実際に筆者が訪れた際の動線や混雑状況も踏まえて、どちらが便利かを比較しつつ、子連れやベビーカー利用時の注意点、おすすめの雨具なども紹介します。
関西万博は雨でも楽しめる?
関西万博の会場・夢洲は、屋外を歩く距離が非常に長く、さらに一部エリアでは屋根のない通路もあります。傘が使いづらいシーンも多く、雨の日はレインコート(カッパ)やポンチョが活躍します。
特にパビリオン間の移動や、フードコート・休憩スペースまでの導線で雨に濡れるリスクが高いため、事前に雨具を用意するのがおすすめです。
傘・カッパ・ポンチョの比較
項目 | 傘 | カッパ | ポンチョ |
---|---|---|---|
雨の防御力 | ◎(頭・肩をしっかりカバー) | ◎(全身カバー) | 〇(体全体を覆える) |
両手の自由度 | ×(片手が塞がる) | ◎(両手が使える) | ◎(リュックや子どもと手をつなげる) |
混雑時の使いやすさ | ×(人と接触しやすい) | ◎ | ◎ |
携帯性 | 〇(折りたたみ傘ならコンパクト) | △(折り畳みにくい) | ◎(軽量で携帯しやすい) |
おすすめシーン | 短時間の移動時 | 長時間の滞在・冷え対策 | 子連れ・混雑時 |

荷物も一緒に覆えるポンチョ型がおすすめ!!防水の袋もセットだと安心
\雨の日はポンチョが最適解/

実際の混雑と雨の日動線は?
万博会場では、特に「グローバルコモン」間の移動で屋根のない通路が続きます。また、雨天時にはフードトラック周辺の屋根付き席が埋まりやすく、傘を差しての食事は困難です。
動線上、傘よりも両手が空くポンチョ・カッパの方が便利。特に以下のような場所では傘が不向きでした:
- パビリオンの出入り口(スペースが狭い)
- 混雑するフォトスポット
- ベビーカーを押しながらの移動
また、傘を閉じた後の水滴で手荷物が濡れるトラブルもありました。
\傘派の人はケースがあると便利♪/

雨の日でも快適に楽しめる!関西万博おすすめスポット
関西万博には、雨の日でも安心して楽しめる屋内型パビリオンや施設が多数あります。以下に、雨の日に特におすすめのスポットを紹介します。
日本館(日本政府館)
館内は広く、映像展示や体験型コンテンツが充実。空調完備で天候に関係なく楽しめるのが魅力です。
企業館(パナソニック、トヨタ、NTTなど)
大手企業の未来技術をテーマにした展示が屋内で行われており、雨宿りしながら最先端技術を体験できます。
万博ホール・イベントステージ
万博ホールなどの屋内ステージでは、日替わりで音楽やパフォーマンスイベントを開催。雨の日の時間つぶしにもぴったりです。
ミャクミャクハウス
公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズ販売や体験コーナーがあり、お土産探しにも最適な屋内スポットです。
海外パビリオン(例:スペイン館・サウジアラビア館など)
ほとんどの海外パビリオンは屋内型で、文化体験や映像展示が中心。雨を気にせず回遊できます。
これらの施設を中心にスケジュールを組むと、雨でも一日じゅう快適に過ごせます。パビリオン予約やイベント時間も事前にチェックしておくとさらにスムーズです。
子連れの雨対策は?
子連れで万博を訪れるなら、親子で使える大判ポンチョや、ベビーカー対応の雨除けカバーを準備するのが最も快適です。
特に以下の点に注意してください:
- 混雑時、傘では子どもと手をつなぎにくい
- ベビーカーは雨でスリップしやすいのでカバー+滑り止めが安心
- 一部パビリオンではベビーカーの利用制限がある
着脱しやすい服装、レインブーツや撥水スニーカーもあわせて用意しておくと安心です。
車椅子・ベビーカー利用者の雨対策
バリアフリー設計とはいえ、雨の日は地面のぬかるみ・滑りやすさが課題です。
- タイヤカバーや滑り止めマットを持参
- 移動のたびにタイヤ周辺を拭く布があると便利
- 一部エリアに仮設スロープもあるが、雨で滑りやすいことも
案内所やボランティアスタッフのサポートを利用するのもおすすめです。

貸出用のベビーカーや車いすには雨カバーの貸出はないので注意してくださいね。
おすすめの雨具・レイングッズ
以下のようなアイテムが、関西万博の雨天対策に非常に役立ちました。
- モンベルの軽量レインポンチョ:リュックごと着られて蒸れにくい
- ワークマンの防水スニーカー:歩きやすく水たまりも安心
- ユニクロの撥水ポケッタブルパーカー:小雨時に活躍
- スマホ用の防水ケース:写真撮影や地図確認にも必須
100円ショップにもポンチョ・バッグカバー・靴カバーなどがあります。荷物の中に1セット忍ばせておくと、急な雨でも安心です。
\スマホを雨から守る!!/

天気予報チェックと雨の見極めポイント
夢洲エリアは天候の変化が激しく、都心より風が強い日もあります。
当日は以下のような方法で天候をこまめに確認しましょう:
- Yahoo!天気・tenki.jpなどで「大阪市此花区」をチェック
- ウェザーニュースアプリで雨雲の動きを通知で受け取る
- 雨雲レーダーを活用して、パビリオン内のタイミングを調整
「朝だけ小雨」「午後から晴れ」などの予報日は、来場者が少なく意外な狙い目になります。

天気予報をチェックして準備は万端にしましょう!!
雨の日だからこそのメリットも
意外に思われるかもしれませんが、雨の日には以下のプラス面もあります:
- 混雑が少なく、人気パビリオンでも待ち時間が短め
- フォトスポットが空いていて、人の写り込みなしで撮影できる
- 屋外グルメや物販も比較的ゆっくり見られる
雨の日は敬遠されがちですが、しっかり対策すれば快適に楽しめます。

まとめ:雨の日の関西万博は、工夫次第で快適!
- 傘よりカッパやポンチョの方が混雑時に便利
- 両手が空く雨具は子連れや撮影時にも活躍
- ベビーカー・車椅子は滑り止め・カバーを忘れずに
- 天気予報をこまめにチェックして雨を味方につけよう
準備さえしておけば、雨の日の万博も想像以上に楽しめます。ぜひ万全の雨対策で、関西万博を満喫してください。
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