いたばし花火大会は東京都内屈指の花火大会として、毎年楽しみにしている方が多い夏の風物詩です。
ところが2025年は台風の接近による開催有無やチケットの払い戻しなどが大きな話題に。
本記事では台風接近時の「いたばし花火大会」はどうなるのか、中止の判断と発表時期、チケット払い戻しなど最新情報を解説します。
いたばし花火大会2025の開催概要
- 開催日:2025年8月2日(土)
- 時間:19:00~20:30
- 会場:板橋区荒川河川敷(最寄り駅:都営三田線 蓮根・西台・高島平、JR埼京線 浮間舟渡〈徒歩約20分〉)
- 打ち上げ数:約7,500発(対岸の戸田橋花火大会と合わせて約15,000発)
都心最大級の大玉や「ナイアガラ」など圧巻の花火が名物で、2025年は友好都市・ボローニャ市との交流20周年を記念した特別打ち上げも用意されています。
有料観覧席に加え、無料エリアからも楽しめますが混雑必至。
アクセスは公共交通機関のみで、周辺に駐車場はありません。
台風接近時の花火大会、実際どうなる?
中止基準はどうなっている?
- 荒天(台風、強風、大雨、雷、河川増水)で安全確保困難な場合は中止
- 風速10メートル/秒(約36km/h)以上が10分以上続くと原則中止
- 7メートル/秒(約25km/h)を超えた場合も状況次第で慎重判断
- 大雨警報・洪水警報・雷注意報などが発令された場合も中止
- 河川の増水や避難情報が出た場合も打上や来場者誘導困難のため中止
台風接近中は直前まで気象・河川状況を注視し、最終判断が行われます。
安全最優先のため、少雨なら決行もありますが総合的に運営が判断します。
通例の中止判断時期
- 公式発表は例年「開催当日の午前10時ごろ」
- 台風等で明らかに危険な場合は前日、時にさらに早期発表も
- 直前まで公式サイトやSNSの最新案内を確認必須
2025年も台風次第で判断が当日朝まで持ち越される可能性が高いです。
発表時間帯には公式情報に注目しましょう。
延期はある?
いたばし花火大会では、基本的に「延期(順延)」はありません。
これは例年通りの運用方針で、「荒天などにより中止が決定された場合は、その年の開催はなし」となります。
- 台風や大雨などの荒天で中止の場合、原則延期はなし
- 感染症や社会情勢などによる中止でも同様に延期は実施されず
- いたばし花火大会のみならず、周辺で同時開催される戸田橋花火大会も同様の運営方針
そのため、一度「中止」と判断されれば、別日への再設定は行われず、今年の開催そのものがキャンセルされるということになります。
開催を楽しみにしていた方には残念なお知らせになるかもしれませんが、安全と準備運営の都合上、やむを得ない対応です。
万が一中止となった場合は、チケットの払い戻し対応が公式に案内されますので、そちらを速やかに確認・手続きするようにしましょう。
過去の中止例と影響
- 1965~1972年:交通事情悪化で長期開催中断
- 2011年:東日本大震災の影響で中止
- 2020~2022年:新型コロナにより3年連続中止
- 2023年:花火の引火事故により途中で中止(約2/3プログラム消化時点)
近年では台風・豪雨等による当日中止も繰り返されています。
花火大会は「安全最優先」のため、天候や社会情勢による中止は珍しくありません。
いたばし花火大会が中止になった場合のチケット払い戻し
払い戻しの流れと注意点
- 開催前に中止決定:チケットは購入店舗、オンラインサイトで払い戻し
- 返金方法・期間は中止決定後に公式サイト等で発表
- 発券手数料やシステム利用料も基本は返金対象
- 開催途中の中止(打ち上げ開始後)は払い戻しなしが原則
- 中止以外のキャンセル・交換は不可
チケット払い戻しは購入店舗・サイトでのみ受付されます。
期日を過ぎた場合は払い戻しが受けられないこともあるので、公式発表と販売先サイトを必ずチェックしましょう。
安全に花火大会を楽しむために
- 台風接近時は「自分の安全」を第一に行動
- 公式サイト・SNSで最新発表をこまめに確認
- 混雑や天候・交通の乱れに備えて早めの移動・臨機応変な判断を
- 中止時は慌てず払い戻しや今後の運営案内を確認
中止の際には落ち着いて手続きを進め、状況によっては次回以降の参加を目指して前向きにとらえましょう。
まとめ
- いたばし花火大会2025は台風等の影響で「当日午前10時ごろ」開催可否が発表予定
- 中止基準は荒天・強風・大雨・警報・河川増水・雷注意報等
- 風速10m/秒以上や警報時、雷注意報は中止のポイント
- 中止の場合はチケット原則払い戻し。期間・方法は公式要確認
- 途中中止(打上後)は払い戻し無しの場合あり
- 安全が何より最優先。公式発表を入念に確認しましょう
2025年のいたばし花火大会は、台風による開催判断でいつも以上に公式発表から目が離せません。
しかし、最優先されるのは「みんなで安心して楽しむこと」。
こまめに情報をチェックし、もし中止でも冷静に対応しましょう。
※本記事の内容は執筆時点の情報をもとにご紹介しています。詳細は変更となる場合がありますので、必ず最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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